高齢の方が転んで頭を打ったら・・

当院では、訪問療養マッサージ(在宅マッサージ)も取り扱っていて、現在、3人の患者さんに対して、週2回または3回の施術を行っています。

※訪問療養マッサージ(在宅マッサージ)は、
筋肉の麻痺や関節の拘縮、運動機能障害などの症状があり、歩行に難があって病院や治療院へ通院するのが大変な方が対象として、医師の同意書を得て、健康保険を使ってマッサージを行うものです。

さて、

明日、在宅マッサージの予約が入っていた1人の患者さんが、慢性硬膜下血腫の手術をするということでキャンセルになりました。

この方は、90歳になる女性で、5月の下旬から施術を始めた方ですが、7月の初め、廊下で強く転んで頭や背中を打ち、それを機に全身症状が少し悪くなり、その際の痛みは改善したものの、その後も廊下で転ぶことが増え、2週間ほど前から自力での起床が出来なくなり、立つこともままならないような状態になってしまっていました。

7月の初め廊下で転んだ際、ご家族から、「かなり強い転び方だった」という話を聞いたので、その際にも、
「老人の方が、転んで頭を打ったりした場合は、その時は何事もなかったように見えても、僅かな出血があ、数週間、長ければ数ヶ月後や1年後とかに、急にボケが進んだり、身体の機能が低下することがある(慢性硬膜下血腫)ので、そのような場合は、頭を打ったことを忘れないでいて、病院で検査を受けた方が良いですよ」

と言うことを話していました。

今回、実際に急速な全身症状の変化を目の当たりにして、90歳という年齢からくる衰えなのか・・、とも思えましたが、「転んで頭部を打っている」という既往歴があったので「これ以上悪化しないうちに、早めに頭の検査をした方が良いと思う」と言うことを改めてご家族に話し、検査をしていただいた結果、やはり慢性硬膜下血腫ということで、明日、手術となりました。

手術によって血腫が取り除かれ、脳の圧迫が改善することによって、身体の状態が改善してくれることを祈るばかりです。

当院に来院されている患者さんの中にも、最近、頭部受傷後の慢性硬膜下血腫で手術をされた方がいて、その方は、手術後とても元気になられたので、同様に回復してくれればと期待しています。

この様に、ある程度高齢の方が、転んで頭部を打った時には、慢性硬膜下血腫のことを忘れずに、「何か有ったら直ぐ頭の検査」ということを本人にも、ご家族にも話さないといけないなということを感じた事例でした。
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

SEO対策: カイロプラクティック 整体 腰痛 予防 下伊那郡