ギックリ腰は癖になりますか?
以前、ギックリ腰で来院されていた患者さんが、再びギックリ腰で来院されました。
「ギックリ腰って、癖になるんでしょうか?」
と質問されました。
そこで、「ギックリ腰は癖になるのか」と言うことを考えてみます。
最初にギックリ腰になったという現実があるわけですが、
そのギックリ腰が起きたのには、
「仕事で腰に負担がかかる」
「日常の動作が腰に負担のかかる体の使い方をしている」
「骨盤などが歪んでいて、腰に負担がかかりやすくなっていた」
「腰以外の部分に不具合があり、それをかばうことで腰に負担がかかっていた」
等々、何かしら原因があったわけです。
当院では、腰痛で来院させた患者さんに対して、体の歪みを整えたり、背骨の動きを改善したり、筋肉のバランスを整えたりすることによって腰痛を改善させていきます。
そして、腰痛が改善された患者さんは今までの生活に戻っていく・・。
今までの生活の中にギックリ腰の原因があったとすれば、当然の成り行きとして、再びギックリ腰を起こしてしまいそうです。
それが、ギックリ腰を繰り返す、「癖になった状態」と言えるかもしれません。
では、ギックリ腰を癖にさせないためにはどうしたらようのでしょうか?
上記のように、今までと同じ生活をしていては、同じような症状が再発する可能性がありますから、何かしら腰への負担を軽減する生活を考えていくことが大切です。
座る姿勢を改善する。
長時間同じ姿勢でいることが多ければ、時々動かすようにする。
朝、散歩をしてみる。
等々、何か変えて行きましょう。
仕事などで、どうしても負担がかかってしまう場合には、メンテナンス的に当院をご利用いただいて、ギックリ腰になる前にバランスを調整し、腰の負担を解消していくというのも一つかもしれませんね。
=========================
佐野カイロは、ソフトな全身調整で、あなたの不快な症状に対応します。
ご予約・お問い合わせは、
TEL 0265-35-7411
長野県下伊那郡高森町山吹4660-2
月~土 8:00~12:00 14:00~19:00
※予約制です。
「ギックリ腰って、癖になるんでしょうか?」
と質問されました。
そこで、「ギックリ腰は癖になるのか」と言うことを考えてみます。
最初にギックリ腰になったという現実があるわけですが、
そのギックリ腰が起きたのには、
「仕事で腰に負担がかかる」
「日常の動作が腰に負担のかかる体の使い方をしている」
「骨盤などが歪んでいて、腰に負担がかかりやすくなっていた」
「腰以外の部分に不具合があり、それをかばうことで腰に負担がかかっていた」
等々、何かしら原因があったわけです。
当院では、腰痛で来院させた患者さんに対して、体の歪みを整えたり、背骨の動きを改善したり、筋肉のバランスを整えたりすることによって腰痛を改善させていきます。
そして、腰痛が改善された患者さんは今までの生活に戻っていく・・。
今までの生活の中にギックリ腰の原因があったとすれば、当然の成り行きとして、再びギックリ腰を起こしてしまいそうです。
それが、ギックリ腰を繰り返す、「癖になった状態」と言えるかもしれません。
では、ギックリ腰を癖にさせないためにはどうしたらようのでしょうか?
上記のように、今までと同じ生活をしていては、同じような症状が再発する可能性がありますから、何かしら腰への負担を軽減する生活を考えていくことが大切です。
座る姿勢を改善する。
長時間同じ姿勢でいることが多ければ、時々動かすようにする。
朝、散歩をしてみる。
等々、何か変えて行きましょう。
仕事などで、どうしても負担がかかってしまう場合には、メンテナンス的に当院をご利用いただいて、ギックリ腰になる前にバランスを調整し、腰の負担を解消していくというのも一つかもしれませんね。
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佐野カイロは、ソフトな全身調整で、あなたの不快な症状に対応します。
ご予約・お問い合わせは、
TEL 0265-35-7411
長野県下伊那郡高森町山吹4660-2
月~土 8:00~12:00 14:00~19:00
※予約制です。
無痛療法ですか?
全国の施術院のホームページを見ると、「無痛整体」とか「無痛療法」という言葉を使っている整体院が増えてきているようです。
「整体院」や「カイロプラクティック」というと、ボキボキするところ、という印象が強いですから、ソフトな施術で安心して通って頂ける施術院をアピールしているのだろうと思います。
さて、当院でも、ボキボキしない、ソフトな施術を行っています。
ですので、ほとんどの施術は、リラックスした状態で痛みを感じる事無く受けて頂けると思います。
ただ、「最初から最後まで全く痛みを感じる事が無いか?」と言えば、そこは微妙です。
腰痛など、身体の「痛み」を主訴として来院された方の場合、
身体の状態の確認や、痛みの原因を特定するために、何処がどんなふうに痛むのか、体をどのように動かした時に痛むのかなどを確認します。
その際、無理の無い範囲で身体を動かしてもらいますが、多少痛みを感じるところまで動かしてもらう事になります。
施術を行いながら、また、施術後に、最初の痛みがどう変化したか、可動範囲がどの程度変化したかを確認して頂いたりしますので、痛みがゼロに改善していない場合は、痛みを感じてしまう事になります。
「痛かったら我慢しないで言ってください」と声をかけて、出来るだけ痛みを感じないようなソフトな施術を行っていきますが、身体に異常のある患者さんですから、通常、痛みを感じないような動作でも、痛みを感じてしまう場合が有ります。
患者さんが、ある施術によって痛みを感じたような場合は、出来るだけ痛みを感じない範囲でその施術を続けたり、別の種類の施術に変更するなどしていきます。
患者さんに痛みの出ない姿勢でじっとしていて頂いて、痛みの確認などはしないで、ただ、さすっていたりするような施術で、終わったら完全に痛みが取れている。
というようなことができれば、全く痛みは感じないと言うことになるのだと思いますが・・・。
当院の場合、
患者さんの症状、状態によっては、上記の通り、症状の確認などの際に痛みを感じてしまう場合があります。
患者さんの症状をきちんと確認した上で、より効果的な施術をするように心がけていきたいと考えておりますので、ご理解いただけたらと思います。
「整体院」や「カイロプラクティック」というと、ボキボキするところ、という印象が強いですから、ソフトな施術で安心して通って頂ける施術院をアピールしているのだろうと思います。
さて、当院でも、ボキボキしない、ソフトな施術を行っています。
ですので、ほとんどの施術は、リラックスした状態で痛みを感じる事無く受けて頂けると思います。
ただ、「最初から最後まで全く痛みを感じる事が無いか?」と言えば、そこは微妙です。
腰痛など、身体の「痛み」を主訴として来院された方の場合、
身体の状態の確認や、痛みの原因を特定するために、何処がどんなふうに痛むのか、体をどのように動かした時に痛むのかなどを確認します。
その際、無理の無い範囲で身体を動かしてもらいますが、多少痛みを感じるところまで動かしてもらう事になります。
施術を行いながら、また、施術後に、最初の痛みがどう変化したか、可動範囲がどの程度変化したかを確認して頂いたりしますので、痛みがゼロに改善していない場合は、痛みを感じてしまう事になります。
「痛かったら我慢しないで言ってください」と声をかけて、出来るだけ痛みを感じないようなソフトな施術を行っていきますが、身体に異常のある患者さんですから、通常、痛みを感じないような動作でも、痛みを感じてしまう場合が有ります。
患者さんが、ある施術によって痛みを感じたような場合は、出来るだけ痛みを感じない範囲でその施術を続けたり、別の種類の施術に変更するなどしていきます。
患者さんに痛みの出ない姿勢でじっとしていて頂いて、痛みの確認などはしないで、ただ、さすっていたりするような施術で、終わったら完全に痛みが取れている。
というようなことができれば、全く痛みは感じないと言うことになるのだと思いますが・・・。
当院の場合、
患者さんの症状、状態によっては、上記の通り、症状の確認などの際に痛みを感じてしまう場合があります。
患者さんの症状をきちんと確認した上で、より効果的な施術をするように心がけていきたいと考えておりますので、ご理解いただけたらと思います。
正座は膝に良くない?
膝の痛みやそれに伴う可動域制限(膝を曲げられない)を訴えて来院される患者さんの中には、既に整形外科などを受診していて、「正座は膝に良くないからやらないように」と指導されている方が多いようです。
この様に指導されている方の中には、「正座は膝に良くないからやらないように」という言葉から、「正座は膝にとって悪いことだ」と捉えている人も多いように感じます。
●実際はどうなのでしょうか・・・?
膝が正常な状態であれば、通常は、当たり前に正座が出来ます。
長時間正座を続けると、膝周辺の循環が悪くなりますので、それに伴う悪影響は考えられるところですが、短時間であれば、正座をすることによって大腿部(もも)の前側の筋肉がストレッチされたり、座位での腰への負担が軽減したりなど、良い面もあります。
ですから、膝が正常(正座をして痛くない)なら、日常生活のなかで正座をすることに関しては、全く問題が無いと思います。
※オスグットなど、子どもの膝痛予防に、大腿部前面のストレッチの目的で勧めたりもしています。
●膝に痛みのある場合は・・、
「正常ならば、正座が出来て当たり前」ですので、正座が出来るか出来ないかと言うことが、膝の具合を判断する1つの目安になります。
正座をするように膝を曲げていくと、痛みが出たり、膝の周囲筋肉が張ったり、はばったさを感じたりなど、なにか症状が有れば、その症状を引き起こす原因(膝関節が変形したり、膝周辺の筋肉に緊張が生じたり、何らかの原因で膝周辺に炎症が生じていたり、その炎症によって水がたまっていたり、等々)があるということです。
そのような場合に、痛みなどの症状を我慢して無理矢理膝を曲げて正座をしようとするのは、確かに良くないことだ思います。
※正座に限らず、痛みなどの症状を強く感じる動作を我慢しながら行うことは基本的に良くありません。
●出来るだけ可動域は維持したい。
「痛みなどの症状を我慢して無理矢理膝を曲げて正座をしようとするのは良くない」からと言って、座る際には必ず椅子をつかい、90度くらいまでしか膝を曲げていないと、最初、「正座をすると痛い」だったのが、「90度以上曲げようとすると痛い」に変わってきたりする場合があります。
つまり、正座をしなくても、かばって動かしていないと可動域が減ってしまう(症状としては進んでしまう)と言うことが起きてしまいます。
●そうならないために
当院の施術では、主に膝周辺の筋肉の状態、膝関節と共に股関節や足関節の動き調整することで、膝の可動域を改善して、痛みや違和感がなく正座が出来る状態を目指していきます。
(膝の状態によって、正座が出来るようになる人、正座は出来ないけど可動域が広がる人など、回復具合は様々です。)
違和感なく正座が出来るようになれば、その状態を維持していけるように、日常生活では普通に正座をしてもらって構いません。
正座時、多少の違和感が残る人でも、お風呂の湯船の中など体重の負担がかからない状態で正座の練習をしてもらったりしています。
「膝の可動域を改善して、痛みや違和感がなく正座が出来る状態に戻る」かどうかは、正座での症状が出るようになってから、時間をおかない方が回復しやすい傾向がありますので、出来るだけ早めのご来院をお薦めします。

この様に指導されている方の中には、「正座は膝に良くないからやらないように」という言葉から、「正座は膝にとって悪いことだ」と捉えている人も多いように感じます。
●実際はどうなのでしょうか・・・?
膝が正常な状態であれば、通常は、当たり前に正座が出来ます。
長時間正座を続けると、膝周辺の循環が悪くなりますので、それに伴う悪影響は考えられるところですが、短時間であれば、正座をすることによって大腿部(もも)の前側の筋肉がストレッチされたり、座位での腰への負担が軽減したりなど、良い面もあります。
ですから、膝が正常(正座をして痛くない)なら、日常生活のなかで正座をすることに関しては、全く問題が無いと思います。
※オスグットなど、子どもの膝痛予防に、大腿部前面のストレッチの目的で勧めたりもしています。
●膝に痛みのある場合は・・、
「正常ならば、正座が出来て当たり前」ですので、正座が出来るか出来ないかと言うことが、膝の具合を判断する1つの目安になります。
正座をするように膝を曲げていくと、痛みが出たり、膝の周囲筋肉が張ったり、はばったさを感じたりなど、なにか症状が有れば、その症状を引き起こす原因(膝関節が変形したり、膝周辺の筋肉に緊張が生じたり、何らかの原因で膝周辺に炎症が生じていたり、その炎症によって水がたまっていたり、等々)があるということです。
そのような場合に、痛みなどの症状を我慢して無理矢理膝を曲げて正座をしようとするのは、確かに良くないことだ思います。
※正座に限らず、痛みなどの症状を強く感じる動作を我慢しながら行うことは基本的に良くありません。
●出来るだけ可動域は維持したい。
「痛みなどの症状を我慢して無理矢理膝を曲げて正座をしようとするのは良くない」からと言って、座る際には必ず椅子をつかい、90度くらいまでしか膝を曲げていないと、最初、「正座をすると痛い」だったのが、「90度以上曲げようとすると痛い」に変わってきたりする場合があります。
つまり、正座をしなくても、かばって動かしていないと可動域が減ってしまう(症状としては進んでしまう)と言うことが起きてしまいます。
●そうならないために
当院の施術では、主に膝周辺の筋肉の状態、膝関節と共に股関節や足関節の動き調整することで、膝の可動域を改善して、痛みや違和感がなく正座が出来る状態を目指していきます。
(膝の状態によって、正座が出来るようになる人、正座は出来ないけど可動域が広がる人など、回復具合は様々です。)
違和感なく正座が出来るようになれば、その状態を維持していけるように、日常生活では普通に正座をしてもらって構いません。
正座時、多少の違和感が残る人でも、お風呂の湯船の中など体重の負担がかからない状態で正座の練習をしてもらったりしています。
「膝の可動域を改善して、痛みや違和感がなく正座が出来る状態に戻る」かどうかは、正座での症状が出るようになってから、時間をおかない方が回復しやすい傾向がありますので、出来るだけ早めのご来院をお薦めします。

「不整脈は治りますか?」
「不整脈は治りますか?」
電話でこの様な問い合わせがありました。
一言で「不整脈」と言っても、
不整脈 - Wikipedia
この様に、様々な状態が含まれています。
ですから、自分の脈の打ち方に異常を感じた場合、先ずは専門医を受診して頂いて、危険性が高いものなのか、放っておいても大丈夫なものなのか、鑑別してもらう必要があると考えます。
その上で、危険性が低く、専門的な治療の必要がない不整脈が当院の施術で改善するのかどうか・・。
(今回、電話で問い合わせてきた方も、「放っておいても危険性は無い」と言われたそうですが、時々、脈が飛んだりするのが気になるので、カイロの施術で治るかどうか聞きたかったようです。)
当院では、体の歪みを整えたり、筋肉の余計な緊張を改善させたりと言う事で、体の構造的なバランスを改善していきます。
それによって、楽に動けるようになったり、疲労が回復しやすくなったり、リラックスしやすくなったりという効果が期待出来ます。
緊張がやわらぎ、副交感神経が働きやすくなって、心拍を落ち着かせるような影響も考えられます。
肋骨の歪みや動きを整え、胸郭の緊張を改善する事によっても、良い影響が考えられます。
ただし、不整脈には、食習慣や仕事のストレスなど、様々な要因が関与している訳ですから、単純に「当院に通って頂ければ、不整脈も改善しますよ」とは、言いにくいところです。
不整脈の他に肩こりや腰痛などの体の症状が有れば、それらの症状の改善を主目的に、是非、当院にご来院頂き、不整脈については「ついでに改善してくれたら良いな・・」くらいの気持ちでいて頂くのが良いのではと思います。
電話でこの様な問い合わせがありました。
一言で「不整脈」と言っても、
不整脈 - Wikipedia
この様に、様々な状態が含まれています。
ですから、自分の脈の打ち方に異常を感じた場合、先ずは専門医を受診して頂いて、危険性が高いものなのか、放っておいても大丈夫なものなのか、鑑別してもらう必要があると考えます。
その上で、危険性が低く、専門的な治療の必要がない不整脈が当院の施術で改善するのかどうか・・。
(今回、電話で問い合わせてきた方も、「放っておいても危険性は無い」と言われたそうですが、時々、脈が飛んだりするのが気になるので、カイロの施術で治るかどうか聞きたかったようです。)
当院では、体の歪みを整えたり、筋肉の余計な緊張を改善させたりと言う事で、体の構造的なバランスを改善していきます。
それによって、楽に動けるようになったり、疲労が回復しやすくなったり、リラックスしやすくなったりという効果が期待出来ます。
緊張がやわらぎ、副交感神経が働きやすくなって、心拍を落ち着かせるような影響も考えられます。
肋骨の歪みや動きを整え、胸郭の緊張を改善する事によっても、良い影響が考えられます。
ただし、不整脈には、食習慣や仕事のストレスなど、様々な要因が関与している訳ですから、単純に「当院に通って頂ければ、不整脈も改善しますよ」とは、言いにくいところです。
不整脈の他に肩こりや腰痛などの体の症状が有れば、それらの症状の改善を主目的に、是非、当院にご来院頂き、不整脈については「ついでに改善してくれたら良いな・・」くらいの気持ちでいて頂くのが良いのではと思います。
顎関節症に対する施術
このブログの中で、顎関節の症状についての記事をいくつか掲載したところ、
顎が痛くて口が開かない 10/09/30
顎関節のクリック音、再発していたので・・ 10/10/01
電話にて顎関節症に対する施術について問い合わせがありましたので、当院での施術について説明します。
※「顎関節症」と書いていますが、私は医師ではありませんので、私が「顎関節症」と診断するわけではなく、病院などで「顎関節症」と診断された方や、「顎関節が痛くて口を大きく開けられない」、また、「口を開けようとすると顎関節のあたりで音がする」という方に対する施術ということでご理解下さい。
顎関節は、左右の側頭骨と下顎骨との関節で、耳の穴のすぐ前に位置しています。
下顎骨は、上あごの下に、筋肉によってぶら下げられたような状態で存在します。
開口とともに、下顎骨の関節頭は前方に移動し、最大開口時には、側頭骨の関節窩から前方に脱臼した状態になります。

画像の矢印の部分が側頭骨の関節窩です。一番右の最大開口時画像で、矢印の先の部分の穴のような所は、耳の穴です、顎関節の関節窩は、耳の穴(外耳孔)の直前になります。一番右の最大開口時画像では、下顎骨の関節頭が左の2枚の比べ前方に移動しているのが分かります。
(画像をクリックしていただくと拡大画像が表示されます)
実際の顎関節では、下顎骨の関節頭と関節窩の間に関節円盤が存在して、関節頭の動きを助けています。
当院での施術の方針
最も端的に言えば、「顎関節の正常な動きが出来るように整える」と言えると思います。
そのためにどうするのか・・・。
1.側頭骨を整える
下顎骨は、左右の顎関節を基点として、頭蓋骨から筋肉によってぶら下がった状態になっていて、さらに、下顎骨の下についている筋肉とバランスがとれた状態になっています。
下顎骨自体に、重さがあるわけですから、下顎骨には常に真下に向かって重力がかかります。
側頭骨の関節窩の位置が地面に対して斜めになっていると、当然、関節の動きは歪んだ状態になります。
顔を斜めにして口を開けたり閉じたりしてみれば、左右の関節の高さが水平になっていることの重要性が分かると思います。
首などに問題があって、頭を水平に出来ない場合もありますから、首の関節、筋肉などを調整します。
また、頭蓋骨の中で、側頭骨が歪んでいる場合もありますので、その動きと位置を調整します。(カイロプラクティックでは、頭蓋骨は、それぞれがつながっている縫合の部分でわずかな動きがあると考えています)
2.下顎骨の動きに関わる筋肉の調整
下顎骨の上下には筋肉がついていて、咀嚼の時、開口するときなど、それらの筋肉が左右バランスよく動くことによって関節に負担のない動きとなります。
咀嚼筋といわれる側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋のほか、顎の下側についている筋肉についても異常な緊張をとっていきます。
首の前側の筋肉が付着している、鎖骨や上で肋骨の調整もしていきます。
3.顎関節そのものの動きの改善
顎関節自体の動きが悪くなっていて、開口時に左右の動きに差が出てしまう場合もあります。
動きの悪い関節に対して、ストレッチを加えたり、動きを助けるように優しく力を加えるなどして、改善していきます。
顎関節症に対して佐野カイロでは、全身調整と合わせて、上記の3点に留意した施術を行っています。
実際の施術の中では、患者さんの状態に合わせて、臨機応変に臨んでいます。
顎が痛くて口が開かない 10/09/30
顎関節のクリック音、再発していたので・・ 10/10/01
電話にて顎関節症に対する施術について問い合わせがありましたので、当院での施術について説明します。
※「顎関節症」と書いていますが、私は医師ではありませんので、私が「顎関節症」と診断するわけではなく、病院などで「顎関節症」と診断された方や、「顎関節が痛くて口を大きく開けられない」、また、「口を開けようとすると顎関節のあたりで音がする」という方に対する施術ということでご理解下さい。
顎関節は、左右の側頭骨と下顎骨との関節で、耳の穴のすぐ前に位置しています。
下顎骨は、上あごの下に、筋肉によってぶら下げられたような状態で存在します。
開口とともに、下顎骨の関節頭は前方に移動し、最大開口時には、側頭骨の関節窩から前方に脱臼した状態になります。

画像の矢印の部分が側頭骨の関節窩です。一番右の最大開口時画像で、矢印の先の部分の穴のような所は、耳の穴です、顎関節の関節窩は、耳の穴(外耳孔)の直前になります。一番右の最大開口時画像では、下顎骨の関節頭が左の2枚の比べ前方に移動しているのが分かります。
(画像をクリックしていただくと拡大画像が表示されます)
実際の顎関節では、下顎骨の関節頭と関節窩の間に関節円盤が存在して、関節頭の動きを助けています。
当院での施術の方針
最も端的に言えば、「顎関節の正常な動きが出来るように整える」と言えると思います。
そのためにどうするのか・・・。
1.側頭骨を整える
下顎骨は、左右の顎関節を基点として、頭蓋骨から筋肉によってぶら下がった状態になっていて、さらに、下顎骨の下についている筋肉とバランスがとれた状態になっています。
下顎骨自体に、重さがあるわけですから、下顎骨には常に真下に向かって重力がかかります。
側頭骨の関節窩の位置が地面に対して斜めになっていると、当然、関節の動きは歪んだ状態になります。
顔を斜めにして口を開けたり閉じたりしてみれば、左右の関節の高さが水平になっていることの重要性が分かると思います。
首などに問題があって、頭を水平に出来ない場合もありますから、首の関節、筋肉などを調整します。
また、頭蓋骨の中で、側頭骨が歪んでいる場合もありますので、その動きと位置を調整します。(カイロプラクティックでは、頭蓋骨は、それぞれがつながっている縫合の部分でわずかな動きがあると考えています)
2.下顎骨の動きに関わる筋肉の調整
下顎骨の上下には筋肉がついていて、咀嚼の時、開口するときなど、それらの筋肉が左右バランスよく動くことによって関節に負担のない動きとなります。
咀嚼筋といわれる側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋のほか、顎の下側についている筋肉についても異常な緊張をとっていきます。
首の前側の筋肉が付着している、鎖骨や上で肋骨の調整もしていきます。
3.顎関節そのものの動きの改善
顎関節自体の動きが悪くなっていて、開口時に左右の動きに差が出てしまう場合もあります。
動きの悪い関節に対して、ストレッチを加えたり、動きを助けるように優しく力を加えるなどして、改善していきます。
顎関節症に対して佐野カイロでは、全身調整と合わせて、上記の3点に留意した施術を行っています。
実際の施術の中では、患者さんの状態に合わせて、臨機応変に臨んでいます。
